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ポット、虹の橋を渡りました。。 [ポット]

突然のお別れだったため、気持ちが落ち着くのに時間がかかり、ご報告が遅くなりました。


9月末、ポットは激症膵炎により虹の橋を渡りました。


まだ思い出すと涙が止まりませんが、
記録として残しておきます。



2016年9月24日夕方
先に帰宅した彼からポットが!(><)と連絡。
仕事を切り上げ慌てて帰宅すると、体内のものが全て出てしまったのではないかと思うような酷い嘔吐下痢下血、意識朦朧としつつもケージをガッチリ噛んで倒れていました。
即夜間救急に駆け込み入院。
血液検査から白血球、肝臓、腎臓、膵臓の数値に異常あり。
急性膵炎の場合はかなり厳しいとこの時点で言われました。
詳しい検査のため外部へ検査依頼。

病院へ着いてからも嘔吐と下血が続いていましたが、点滴で少し落ち着き意識は戻りました。
顔をあげてこちらを見る事もできました。

かなり高齢な事もあり、積極的な治療はせず自宅で看取りという選択肢もすでに提示されましたが、詳しい病状もまだ分からないのに諦めるという選択肢は私の中に存在せず、ポットに無理のない狭い範囲の中ではあるけれど出来るだけの検査と治療をお願いし入院させました。


9月25日面会
意識はあるもののぐったりと横たわった状態。
前日より、生気が弱くなっている印象。。
担当医と経過と現状、今後の方針について、看取りも含め色んな可能性を考えながら話し合い、この日も入院継続。


9月26日
朝から何度も仕事の合間に担当医と電話でやり取り。
検査結果はまだ出ていないが、24日からの経過を見る限りもう厳しいだろうと。
昼頃、自宅での看取りを決断。
仕事がどうしても抜けられないため、夜迎えに行く旨担当医に伝える。
回復の可能性も諦めずに自宅でできる事の準備もしておきますね、と。


夕方前に病院から再度電話。
ポットが痙攣を起こし、かなり厳しい状態。


すぐに迎えに行きたかった。
でもこの日は本当に仕事がどうにもならず。。。
夜まで待っていて(><)と願いながら、自宅で痙攣を起こした時用に薬の処方をお願いして電話を切る。


1時間後、病院から再度電話。
ポット心停止。


夜、綺麗にしてもらったポットを迎えに行った。
検査結果が届いていた。
膵炎の数値がかなり高く、激症膵炎と診断。
最終的には多臓器不全だろうと。


あっという間に逝ってしまった。
24日の朝までいつも通りだった。
元気にガツガツ朝ご飯も食べていた。

こんな形でお別れする事になるとは思っていなかった。
相当な高齢だったんだろうけど、それを感じさせない食欲魔神っぷりで、まだあと何年も食べ続けるんだろうと何となく思っていた。
認知症が進行して夜鳴きしたらどうしよう、、、とか
寝たきりになったら留守番が長い我が家で床ずれの管理とかちゃんと出来るかな、、、とか
介護の心配はしてたけど、亡くなる事は全く考えてなかった。
それくらい元気なおばあちゃんだった。
新しい家族を見つける事も全然諦めてはいなかったけど、でも何となくうちにずっといるんだろうなぁとも思っていた。

相変わらず噛むけど面白くて可愛い可愛いおばあちゃんワンコだった。


ポットがうちに来たのは何となくだった(^_^;)
ポットの行き先がないとなった時、ボスの目の前に居たのが私で
ボスにニヤリと笑われて、いいですよとニヤリ返しをしてうちに来た。
今思えばえらい簡単に引き受けたな(^_^;)と思うけど[わーい(嬉しい顔)][あせあせ(飛び散る汗)]

認知症で噛む子のお世話は初めてだったけど、
老犬の可愛さも大変さも、ポットからたーくさんの事を教えてもらった。
保護犬を自分で看取るのも初めての経験だった。
こんなに辛い思いをしたのも久しぶりだった。


でも老犬は可愛い!
すごく可愛い[黒ハート]
シニア独特の可愛さがある。
それを教えてくれて、目には見えない形はないけど
でも何かとても大きなものをポットは私の中に残してくれた。

こうして思い出すとまだまだ涙は止まらないけど
ポットはうちの子として、先にいった我が子達と一緒に過ごしてもらおうと思います。


ポットがうちに来てから約2年。
今までご支援頂いた方々、ポットを気にかけて下さった方々、
本当にありがとうございましたm(_ _)m










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コメント 2

はるとん

ポットちゃん虹の橋を渡っていたんですね・・・
(ココニャンさんのいつ里原稿ボラしてます)
知らずにいつ里に原稿アップしてしまい申し訳ありませんでした
原稿アップするたびに、こんなにシニアなのに募集かけるの辛いな・・・と思いつつどこかで赤い糸が繋がっているかもと心を励ましていました。
かーみさんのお家にいられてポットちゃん幸せでしたね
ポットちゃんのご冥福を心からお祈りします。
by はるとん (2016-12-24 09:51) 

かーみ

>はるとん様
お知らせが行き届かず申し訳ありません(><)
募集記事出して頂いてありがとうございました。

ポット、気にかけて下さってた方はいらしたんです。
ちょっとタイミングが合わずお迎えにはなりませんでしたが、どんな状態の子も可能性は0ではないと思っています。
そういう子だからこそ迎えたいと、考えて下さる方も少数かもしれませんが確実にいらっしゃいます。
時間はかかりますが、もっと若い他の子達と同じくらいの期待を持って私はいつも御縁を待っています。
はるとん様が継続して募集記事を出していて下さってたお陰で、気にかけて下さってた方は他にもいらっしゃるかもしれません。
いろんな方の支えがあって、いつかどこかにあるはずの赤い糸を見つけられるんだと思います。

今まで支えて頂きありがとうございました。

はる&ももも長くなっていますが全然諦めてはいませんので、引き続き頑張ります。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
by かーみ (2016-12-31 00:20) 

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